うなぎ屋さん探訪047~ 東京都高田馬場「鰻専門店 愛川」

うなぎは大好物である。

寒い、今年一番の寒さって毎日寒いだろ。
土曜日、今週も出先仕事だ。
出先仕事を終えてからのお楽しみ、以前から気になっていた
蒸さない鰻、”硬焼”があるという高田馬場の鰻専門店愛川さんを探訪する。

高田馬場駅から早稲田に向かうメインストリートから路地を入る。
都心の路地は一本入ると、急に道も細くなり人気がなくなり静かだ。
オレンジの看板が目立つ、看板からして美味しそうだ。

昼前に到着、店内には客は自分のみ空いているほうが好き。
小上がり2卓、テーブル2卓、きれいで落ち着く店内。
メニューは鰻専門店らしく、うなぎ系のみ。
グレードでうなぎの大きさと量が違うとのこと。
硬焼は割増料金だが本日の目的である葵の硬焼を注文。
昼を過ぎると店内も満席になり、相席となる。

待つこと25分、うな重登場。
皮は超パリパリ、身は普通の厚みながらやわらかくトロトロな食感。
タレはあっさり醤油系で薄め。ご飯は少なめで炊き加減も硬めで好みだ。
なるほど蒸さないうなぎの硬焼。

愛川さんで硬焼と称しているのは関西風の地焼なのではあるが
名古屋あたりで食べた地焼きうなぎとは、少々異なる。
名古屋あたりの地焼鰻は一色産の肉厚でザラメの甘みの濃厚甘辛タレだ。
それに対してあっさりとした感じの地焼きうなぎ。
皮がしっかりパリパリになっているところに地焼感を感じる。

愛川さんでは関東風の蒸すうなぎも、もちろん用意があります。
途中、奥さんが相席料ということで、味噌田楽の小皿をサービスしてくれた。
食後、店主が登場して、「いかがでしたか?」と。
自分は評論家ではございませんので、率直な感想を述べさせていただいた。

店主によると、お客様の要望で、蒸さない硬焼きを始めたそうだ、
お客様の要望に応える店主のチャレンジ精神と職人魂を感じます
そして奥様のキュートできめ細やかな接客が好印象な愛川さんです。
アットホームでゆっくりとくつろげる関西焼きと関東焼きと両方が楽しめる
貴重なお店でございます。

探訪日:2009.01

「俵屋 本店」
所在地:東京都新宿区高田馬場1-17-22
定休日:水曜日

・お店のホームページ
https://www.unagi-aikawa.jp/

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13029734/

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