うなぎ屋さん探訪182~東京都中央区銀座「竹葉亭 本店」

うなぎは大好物である。

ブログリライト中につき古い投稿で申し訳ありません。

新橋駅から歩く。
旧新橋停車場を抜けて10分ほどだろうか
オフィス街の中に有名割烹料亭が集まる一角
竹葉亭 木挽町本店に行く。

創業は江戸末期、慶応2年(1866年)京橋付近の刀預かり所を
役目とした「留守居茶屋」として創業。
1866年といえば、あの寺田屋事件の年だ。
その後、明治9年(1876年)留守居茶屋から
鰻蒲焼や酒を出す店と変わったのだそうだ。
当時、中国で酒のことを「ササ」と称したことから
屋号は「竹葉亭」と名付けられたようだ。
木挽町本店とは古い町名で現在の銀座8丁目のことだ。
東京都中央区銀座「竹葉亭 本店」さんを探訪する。

外観は高級料亭の雰囲気。
座敷席とテーブル席の入口は別のようだ。
向かって右に、入りやすい感じでテーブル席の入口がある。

入口を入ると、右手にテーブル席が並ぶ。
4人用が4卓、2人用2卓。
着物姿の仲居さんが、忙しそうにしている。
まだ、昼前だというのに満席状態。

ちょうど2人席があいたとのことで案内される。
和風でシックな内装。
テーブル席の脇にちょっとした荷物が置ける棚が嬉しい。

メニューは鰻お丼A/Bでそれぞれ、2520円・3045円
鰻の大きさが違うとのこと。
小吸い物がつくようだ。
やはり大きいほうが食べたくなるもので
この500円の差だったらという男心をくすぐる。。
他のお客さんもBを注文している。
鰻お丼Bをお願いする。

他にはうざく、うまきをはじめとする鰻料理
定食、幕の内弁当など種類も豊富だ。
座敷で頂く鰻会席膳など頂いてみたいものだ。

待つこと5分、鰻お丼登場。
なかなか迅速な対応だ。
昼時でこれだけ混みあっていれば
調理場ではどんどん焼いていくのだろう。

皮は柔らかい。
身の厚さは普通ながら、表面はややパリッと仕上げてあり
フワッとした食感に、程よい脂のノリがある。

タレは、醤油系辛めだが、主張しない控え目タイプ。
鰻とタレのバランスがよく、あっさりした感じだ。
ご飯はやや柔らかめ、丼のためか盛りはよい。
なかなかボリューム感がある。

吸い物には肝は入らないが
大根と人参の薄切りが入り、柚子の風味がある。

場所柄、老舗でこのお値段で鰻が楽しめるのはよい。
ランチ時に混みあうのも納得だ。
山椒の蓋は閉めておいたほうがよいだろう。
店を出る頃には、店の外まで並んでいる。
待たれているとのんびりしようという気にはならない。
まあ、サクッと食べてサッサと出る、これも粋。
2階の座敷席も稼働してオフィス街のランチをのりきる。
上品ながら愛想よく楽しく接客する仲居さんたちも好印象だ。

探訪日:2013.01

「竹葉亭 本店」
所在地:東京都中央区銀座8-14-7
定休日:日・祝

・お店のホームページ

・食べログでのお店の詳細情報。

竹葉亭 本店うなぎ / 築地市場駅東銀座駅新橋駅
昼総合点★★★★☆ 4.0


コメント

タイトルとURLをコピーしました