うなぎ屋さん探訪056~ 東京都江戸川橋「石ばし」

うなぎは大好物である。

久しぶりに散歩の達人M氏とお会いする。
待ち合わせは水道橋駅。

まずは昼食ということで、まぶしや水道橋店に行ってみることにしたのだが
お店があるべきところには鰻屋ではなくカフェが営業していた。
改めてネットで調ると閉店してしまったようだ、情報収集力が足りなかった。

気をとり直し、小石川方面へ向かう。
神田川大曲を過ぎて、江戸川橋駅近くの
鰻屋さんの名店「石ばし」を探訪することにする。

創業1910年(明治43年)の老舗とあって入り口も風情があり高級料亭のようだ。
このあたりは、神田川を隔てて新宿区と文京区の境目のようだ。
地名も”水道”と”水道町”分かれている。

少々敷居が高い感じもするが勇気を出して入店。
入口左にはテーブル席がある。
我々は靴を脱いで奥の座敷席を希望した。
まだ昼前なので先客はいない。

漬物が先に出される、奈良漬入りだ。
うな重と一緒に漬物が出されることが多いのだが、自分的には断然先に出してもらいたい派だ。
漬物をちびちびやりながらうな重の出来上がりを待ちたいのだ。
座敷席ではうな重並は注文できない。うな重上を注文する。

待つこと30分、うな重登場。
皮は弾力があり柔らか、身はやや厚め、ややプリっと感を残しつつフワトロ。
皮下の脂のノリもよくボリュームもあり、なんとも絶妙なバランス。
タレは甘辛コクあり。ご飯の炊き加減は硬めで好み。

見た目が美しい。これが職人の仕事なのだ。
炭火の香ばしさと上品なボリューム感のあるうな重でございます。
肝吸いは椎茸のダシと風味が効いて美味だ。
なんと、今回もM氏にご馳走になってしまった。
ありがたき幸せでござります。

探訪日:2009.03

「石ばし」
所在地:東京都文京区水道2-4-29
定休日:日曜・月曜・祭日・土用の丑の日

・お店のホームページ
http://unagi-ishibashi.com/

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13003531/

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