うなぎ屋さん探訪273~埼玉県さいたま市「幸楽園」

うなぎは大好物である。

浦和のうなぎを食べに行く。1930年(昭和5年)創業の幸楽園。場所は浦和太田窪、第一産業道路から車一台が通れるくらいの細い路地を入っていったところにある。上谷沼調節池沿いで浦和小島屋の近くでもある。店のある場所は旧領ヶ谷城址なのだそうだ。

周囲は住宅街なのだが城跡だけあって広い敷地に、純和風の建物。店の門の中に入ると右手が料亭部の入口、正面が食堂部の入口となる。

料亭部には座敷部屋があり離れもある。お一人様のお食事は正面の食堂部となる。テーブル席5卓ほどと広い座敷広間がある。雰囲気はたしかに食堂といった感じだ。

メニューはうな重松2300円から。特上3110円、二段重4400円、大鰻重4700円。グレードで鰻の大きさ重量と量が違うとのこと。特上がよく注文されるのだそうだ。他には、なまずや鯉料理もある。
特上3110円(0.75尾)をお願いする。

待つこと30分、うな重登場。皮は薄く柔らかい。
身は厚めで、表面パリッと仕上げてある。柔らかくトロッとした身だ。脂のノリも程よく、くどすぎない。タレは、甘辛やや濃いめ。ご飯の炊き加減もちょうど良くバランスの良くほどよいボリューム感のうな重だ。

この食堂部には調理場はないようだ。料亭部の調理場から出来上がった料理をを運んでくるようだ。食堂的な雰囲気だが、高台にあるので、なかなかロケーションはよい。つけっぱなしのテレビからのバカ笑いがなければ、それなりの老舗的雰囲気はある。

探訪日:2014.04

「幸楽園」
所在地:埼玉県さいたま市南区太田窪2235
定休日:水曜日

・お店のホームページ
http://www.unagi-kourakuen.com/index.html

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11002594/

コメント

タイトルとURLをコピーしました