うなぎは大好物である。
川越に立ち寄る、昼食時だ。連雀町から大正浪漫夢通りを抜けたところに林屋さんがある。なかなか重厚な建物だ、元米問屋を改装して川越市認定の伝統的建造物に指定されている。
埼玉県川越市うなぎ「林屋川越店」さん
ダークでシックな店内はテーブル7卓ほどと小上がりや座敷がある。元米問屋を改装したということもあり、店内の床にはレールが残され店の奥まで続いているのが面白い。散策をするにはちょうど良い季節、観光客も多数来店している。テーブルの横には荷物を入れるための籠が用意されていて嬉しい。ジャズ系のBGMに太い梁のあるある天井が落ち着く感じだ。
埼玉県川越市うなぎ「林屋川越店」さん
こちらの林屋さんの本店は栃木県那須の那珂川近くにある。こちらでは、アユやどうじょう、うなぎなどテイクアウト専門店だ。通信販売も行っている。
栃木県那珂川町「林屋本店」さんの記事
https://unatan.net/?p=3037
さて川越店、メニューはわりとシンプルだ。うな重は上2800円、特上4000円。グレードは量の違いだそうだ、上＝1尾、特上＝1.5尾とのこと。他にはさらしねぎ丼、うな玉丼、肝焼、白焼きなどもある。上の次がいきなり4000円、ちょっと幅がある上2800円にする。
埼玉県川越市うなぎ「林屋川越店」さん
先に漬物が運ばれる。奈良漬が入っている。さほど待つこともなく10分ほどでうな重登場。ランチ時で席はほぼ満席。
埼玉県川越市うなぎ「林屋川越店」さん
皮は薄めで柔らかい。身の厚さは普通、表面をパリッと仕上げてある。ホクッとした柔らかい身だ。タレは控え目、やや甘め。ボリューム感は控え目のあっさり系だが、うなぎとタレとご飯のバランスはよい。ご飯はやや硬めの炊き加減で、タレが良くかかっている。
二千円台でいただけるバランスの良いあっさりうな重だ。女性客が多いのもうなづける。
探訪日：2013.10
「林屋 川越店」
所在地：埼玉県川越市仲町2-4
営業時間：11:00～17:00
定休日：不定休
電話：050-5868-6062
・お店のホームページ
https://www.nasu-hayashiya.co.jp/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/saitama/A1103/A110303/11025736/
コメント