鰻のタレに欠かせない醤油~醤油蔵探訪、パンチが効いている濃い口醤油の老舗「キノエネ醤油」

うなぎは大好物である。

キノエネ醤油株式会社は千葉県野田市にある1830年(天保元年)創業の醤油の醸造業の会社です。

濃い口醤油の老舗「キノエネ醤油」

濃い口醤油の老舗「キノエネ醤油」

この建物は1903年(明治36)に「事務所兼主屋」増築され登録有形文化財(建造物)にも指定されています。

濃い口醤油の老舗「キノエネ醤油」

濃い口醤油の老舗「キノエネ醤油」

その登録有形文化財(建造物)の「事務所兼主屋」は現在も現役で使用されていて、事務所機能はもちろん直売コーナーや資料展示場になっています。営業時間内でしたら予約無しで見ることができます。この木製看板はスーパーマーケットが無かったころの特約店制度時代の看板です。

濃い口醤油の老舗「キノエネ醤油」

濃い口醤油の老舗「キノエネ醤油」

キノエネ醤油の特徴はしっかりとした味の醤油でパンチ効いた濃い口醬油がキャッチフレーズです。野田の醤油としては1781年(天明元年)に野田の醤油醸造家7家によって造醤油仲間(後のキッコーマン)が出来上がっているのでキノエネ醤油としては後発の醤油醸造業者ということになりますので、差別化を図るための工夫がなされてきたのだと想像します。現在でも一部の工程で、木桶を使用して醸造しているのだそうです。

濃い口醤油の老舗「キノエネ醤油」

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以前の記事「日本の食文化に欠かせない調味料「醤油」ってなに?」でも触れましたが、基本的な醤油の種類は5種類、濃口醤油(こいくちしょうゆ)、薄口醤油(うすくちしょうゆ)、たまり醤油、白醤油(しろしょうゆ)、再仕込み醤油(さいしこみしょうゆ)です。キノエネ醤油は白醤油(しろしょうゆ)の国内シェア1位なのだそうです。

濃い口醤油の老舗「キノエネ醤油」

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関東近県の醤油を並べてみました。色の違いなどは後ほど記事にしていこうかと思います。野田の醤油といえばキッコーマンが有名どころですがそのキッコーマンに吸収されなかったのは、キノエネ醤油では塩の専売権利をもっていたからではないかと社内の噂になっているのだそうです。

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探訪日:2025.09

「キノエネ醤油本社屋直売コーナー」
所在地:千葉県野田市中野台157
営業時間:9:00〜12:00,13:00〜16:00
定休日:土、日 祝
電話:04-7125-2151

・お店のホームページ
https://kinoene.com/

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