鰻のタレに欠かせない醤油~醤油蔵探訪、世界ブランド「キッコーマン醤油」

うなぎは大好物である。

野田での醤油醸造の始まりは、1558~1570(永禄年間)までさかのぼり、戦国時代の頃とされています。その後1781年(天明元年)に野田の醤油醸造家7家によって造醤油仲間が発足したのだそうだ。

世界ブランド「キッコーマン醤油」

世界ブランド「キッコーマン醤油」

この7家のうちの3家が中心的に運営に当り、この同業者組合は幕府や藩との交渉にも行ったのだそうです。この造醤油仲間への加盟には幕府や藩からも公認されることが条件となっていたようで、野田の主要産業として確立したのではないかと言われています。1688年(元禄元年)ごろから「キッコーマン」を商号を使い始めたようで、1838年(文政3年)にはキッコーマン専用の醸造蔵が作られているのだそうです。

世界ブランド「キッコーマン醤油」

世界ブランド「キッコーマン醤油」

「キッコーマン」印の醤油は文化・文政期から天保期にかけて評価を高め江戸城本丸と西の丸への納入を許された幕府御両丸御用となっているのだそうです。

世界ブランド「キッコーマン醤油」

世界ブランド「キッコーマン醤油」

もともと関東最古の醤油として銚子のヒゲタ醤油が存在していたが、当時は利根川、江戸川を使った水運で江戸まで運んでいました。銚子の醤油は利根川を登り関宿で江戸川に乗り換え江戸まで運んでいたようです。利根川や江戸川の水運を活用できる野田は物流の拠点として最適な土地でした。その地の利が生かされ江戸で爆発的な人気となったようです。

世界ブランド「キッコーマン醤油」

世界ブランド「キッコーマン醤油」

キッコーマン醤油は、日本を代表する調味料ブランドのひとつであり、国内だけでなく世界100か国以上で愛用されています。料理の基本となる醤油の中でも、その深みある味わいと品質の高さから「世界ブランド」として認知されています。日本からの海外移民が醤油を広めたのだそうです。世界中の人々に好かれる万人受けする醤油です。

※工場見学はキッコーマンもの知りしょうゆ館(野田工場)要予約

 

【うなぎ愛好会ブログ】
https://unatan.net/

探訪日:2025.09

「キッコーマンもの知りしょうゆ館」要予約
所在地:千葉県野田市野田110
営業時間:9:00~16:00
定休日:土、日、祝日、毎月第4月曜日
電話:04-7123-5136

・お店のホームページ
https://www.kikkoman.co.jp/

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