うなぎ屋さん探訪508~三代目の若い店主のこだわりの蒲焼をいただく「小福」さん

文京区湯島「小福」
文京区湯島「小福」

うなぎは大好物である。

買い物に御徒町に来た。暑いしなんだか鰻が食べたい。湯島の駅から歩いて1分ほどの「小福」さんに伺おうと思う。

文京区湯島「小福」

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清潔で涼し気な入口を入ると女将さんに元気に迎えられ、二階席に案内してもらう。気持ちの良い接客だ。二階席は真ん中に鯉のいる池があるカウンター席だちょっと珍しい。

文京区湯島「小福」

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メニューはうな重椿3000円より。椿(0.5尾)、桃(1.0尾)、桜(1.5尾)のグレードで鰻の量が違うとのこと。ごはんの増減は自由だそうだが少なめでうな重桜をお願いする。わりと高齢のお客様が多く鰻の蘊蓄話と時事ネタのワクチンの話をしているが人多い。となりのご高齢のおじさんが重の蓋を開けるや否や山椒を大量にかけだした、せめて一口食べてからにしてほしい。

文京区湯島「小福」

文京区湯島「小福」

待つこと25分、うな重桜登場。底の浅い大きめな重箱に希望通りご飯少なめにしてくれている。身もあつく皮下の脂ノリあるうなぎだ。しっかり蒸しの焼き浅めだが身の表面をサクッと仕上げてある。

文京区湯島「小福」

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タレは色濃いめのわりには濃すぎない醤油感でコクのあるタレだ。全体的にトロトロの食感だ。きちんとした出汁の肝吸い。

文京区湯島「小福」

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鰻はその時その時期に自らが納得したものを仕入れているのだそうだ。ご飯の炊き加減、鰻の焼き加減、タレの塩梅などお客様の要望と自分の理想とのバランスが難しいのだそうだ。

文京区湯島「小福」

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店を出るとき店主に少しお話を伺った。1975創業で現在は三代目とのこと。後継者不足の時代に代々継いでくれる方がいるのはありがたいことである。店主は日本橋界隈の鰻屋さんとも仲良くしているようだ。女将さんも茅場町界隈の女将さん会などに参加していようだ。この迷走の時代にはほかのお店との情報交換が大切だと思う。最後に女将さんが撮ってくれた、この腹は美味しくうな重をいただいた証だ。


「小福」
所在地:東京都文京区湯島3-36-5
定休日:日曜日、祝日、月曜日の昼、年末年始

・お店のホームページ

・食べログでのお店の詳細情報。

小福うなぎ / 湯島駅上野広小路駅上野御徒町駅

昼総合点★★★★ 4.2

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