第二回うなぎ愛好会の集い

うなぎは大好物である。

すでに年末ムード、外の空気も冷たい。うなぎ愛好会のメンバー5名と第一回うなぎ愛好会の集いの会場である吉川駅前の「鰻樹」の店主、鈴木さんもご参加いただいた。

第二回目の会場は、武蔵野線西浦和駅前の「うなぎ処古賀」さん。南千住の人気店「尾花」で修行し、2009年に「うなぎ処古賀」を開店した店主の古賀さん。「尾花」というと超トロトロの蒲焼を食べさせてくれる老舗だ。今回はコース料理をいただく。

「先付け」~五種盛り、美しい盛り付け。左の小鉢は、レバーテリーヌ風。上にのっているのはクリームチーズと酒盗、好きだなあ。中央上が骨一本揚げ、会席料理のような仕上げ。中央下は鰭黒子風揚げ、鰻のヒレを揚げてある。
ヒレの串焼きも独特な食感で旨いが、揚げたヒレははじめて。右上の小鉢は、バラぽん酢、サッパリとした味わい。右下は鰻ハム、スモーキーながら旨味が凝縮されている。

「向付」~本鮪・甘海老・米鯰。鰻屋さんの刺身かと思うなかれ。よく吟味された鮮魚、そして川魚を扱う店ならでは鯰。「鰻樹」の店主、鈴木さんの鰻創作料理の解説などもありいろいろ勉強になる。

「焼き物」~うなぎ串アラカルト。短冊串、西京焼き、幽庵焼き、塩焼きでいろいろな楽しみ方を伝えてくれる。和食の領域だ。

「揚げ物」~八幡巻き天婦羅、獅子唐、瀬戸藻塩と蒲焼のタレでいただく。

「お食事」~うな重、御吸物。フワッとした食感とあっさりしたタレが鰻の旨味を引き出す。

綺麗な焼き目、見た目の美しさも追求される。蒲焼とタレとご飯のバランス、これが職人技なのである。

調理を終えた古賀さんも集いの輪に入り鰻談義。「うなぎ処古賀」さんは、「日本のうなぎを育てる会」の副会長でもあり完全養殖うなぎの実用化に向けての「うなぎ募金」も展開している。なかなか職人さんとお話をする機会はない
まだまだ、知らないことがたくさんある。鰻についてさらに理解を深めた夜でございます。

会場として引き受けてくれた古賀さん、そして寒い中、お集まりいただきました皆様に感謝申し上げます。

探訪日:2015.12

「うなぎ処古賀」
所在地:埼玉県さいたま市桜区田島5-10-5 土屋第5ビル1F※現在は移転
定休日:水曜日

・お店のホームページ
https://unagidokoro-koga.com/

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11020071/

コメント

  1. ふみふみ より:

    もう5年も前ですか(‘◇’)ゞ

    • UNATAN unatan より:

      >ふみふみさん
      コメントありがとうございます。
      そうなんですよもう5年前にはびっくりです。

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