うなぎは大好物である。
今年の目標に自転車で100キロというのがあるが、まだ未達成だ。
天気と時間的なタイミングみて実行せねば、寒くなってくるし、今年も終わってしまうではないか。100キロ走るとなると利根川サイクリングロードになるか。利根川と言えば鰻か?
今年は天然鰻にもご縁がある。ということで、前日に近野屋さんに電話し天然うなぎについて聞いてみた。もう捕れなくなってきている、大きいのはない小ぶりのでよければあるとのこと。群馬県太田市「うなぎ近野屋」さんを探訪する。
本日実行。さいたま市から自転車で走ること3時間で69キロ。日光例幣使街道、木崎宿。
13時を過ぎたところで、店に入る。店内左側の小上がり席へ。小上がり席は4卓。
入口正面奥右から調理場、居間そして奥には座敷部屋があり、かなり広そうだ。
居間があるあたりはレトロな鰻屋の作りだ。建物は古いが趣がある。オカモチなど使い込んだ道具が見える。
メニューはよく見なかった。普通のうな重は1800円から天然うな重は3000円から。大きいのがなくなってしまってと。今日あるのは天然うな重は3000円です。あとは量を増やすと料金が上がるとのこと。肝吸いは別で210円。他のレビューを見ると鰻を選ばせてくれるとあったのだが特にそのようなことは無かった。残念。頼めばよかったのか?天然うな重3000円と肝吸いをお願いする。
なんだか茶がうまい。ポットと急須が置かれるので飲みたいときに飲み放題だ。つけてくれたテレビの小堺君をみながら待つ。
待つこと35分、うな重登場。皮・身とも柔らかい、しっかり蒸されている。
小さめです、というだけあって、身はやや薄め。柔らかい身には川魚独特の風味を感じる。蒸しですっかり脂が落とされたのか、脂のノリはさほど感じられない。たんぱくでさっぱり、川魚といった印象だ。江戸後ろの利根川下り鰻というとガっつり脂ののった鰻を勝手に想像してしまう。そうね、これは勝手に想像しているだけのこと。
タレは醤油系辛め。ご飯の炊き加減は硬めで好みだ。肝吸いには大きめの肝が入る。
小さめの天然鰻ではあるが貴重品ということからすると、お値段的には3000円こんなものなのか。やはりお値段は張るだろうが、まるまる太った下りをいただいてみたい。時期的にはちょっと遅かったのかもしれない。天然うなぎ、個体差がかなりあるのだろう。好みによっては、あっさりさっぱりした鰻が好みの方もいるわけだ。そういう方には、川魚独特の風味とともにおすすめだろう。前日の電話対応でも丁寧に応えてくれた旧宿場町のアットホームな空間鰻屋さんでございます。。
探訪日:2011.10
「うなぎ近野屋」
所在地:群馬県太田市新田木崎町1000
営業時間:11:00~13:30、17:00~19:30
定休日:日曜日、第2土曜
電話:0276-56-0036
・お店のホームページ
http://www.sunfield.ne.jp/~tikanoya/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/gunma/A1002/A100203/10001772/