うなぎは大好物である。
ちょっと昼には早めだが昼食。ここは、赤羽。各店の昼の開店時間も早い。まるます家総本店さんの前を通るがすでに満席だ。皆さんジョッキを持ってます、恐れ入ります。
この周辺にくると、もうちょっと気楽に生きようか、という気になる。この雰囲気嫌いではない。東京都北区赤羽「埼玉家」さんを探訪する。
駅に向かう途中、路地を左に曲がると埼玉屋さん。こちらに入ることにする。
店内には少々年齢層が高そうな先客二人ほど、やっぱり飲んでる。
レトロ昭和な建物にテーブル6席の昔ながらの店内だ。メニューはうな重中1500円と上1900円、グレードでうなぎの重量が違うのだそうだ。他には天丼、天婦羅などもあり。
上を注文する。
待つこと7分、うな重登場。皮はややしっかりした感じ、身の表面はよく焼いてあるり、厚みは普通。トロッとフワッとした感じではなく柔らかい。部分的に脂のノリが感じられ、地焼きを思わせる。タレは甘辛、清酒が強めかな。ご飯の炊き加減は若干柔らかめだが、許容範囲。
なんだかんだ、食べ進めると、身自体にも脂のノリを感じ、ちょっとしたボリューム感もあり。吸い物を飲み終わる頃には、満腹といった感じだ。漬物には醤油がかかっている。
うな重上としてはもうちょっとボリューム感が欲しいところだが、酒の肴に蒲焼なんかをあてると、濃いめのタレで酒がすすむのかもしれない。場所柄、ちょっと贅沢なつまみ仕様。きさくな女将さんが、気配りをしながら切り盛りする、下町昭和レトロな鰻屋さんだ。
探訪日:2011.10
「埼玉家」【閉店】
所在地:東京都北区赤羽1-12-4
定休日:火曜日
・お店のホームページ
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132305/13042230/