うなぎは大好物である。
以前、千葉出張の時に夕食を調達と思い、千葉そごうの地下食品売り場に出かけたことがある。そこで見つけたのが「戸村川魚店」さんの鰻弁当。
千葉そごうの地下で購入した鰻弁当が美味しかったので、香取市にある「戸村川魚店」さんに行ってみたかった、やっと行くチャンスに恵まれた。利根川までは200メートルくらいの近さだ。
「戸村川魚店」さんの創業は1897年(明治30年)で白焼き一筋に100年以上営業をしている。
店内は千葉そごうの地下で見かけたようなディスプレイ。隣の部屋で鰻の焼き場がある。
川魚店では珍しく、イートインスペースがある。焼きたてが食べられるというわけだ。
鰻は主に静岡県産を使うのだそうだが、その時に良いものも仕入れている。3pから5pサイズの鰻を白焼きまたは蒲焼にして販売している。贈答用にも対応しているのも珍しい。
鰻を寝かせるのに使用している水は利根川の地下水を使用する。この辺りは海も近いという事で地下水に塩が含まれているのだそうだ。これを使うことで鰻の臭みが抜けるのだそうだ。自分もこの地下水をなめてみた、ほのかな塩味は甘くさえ感じた。
利根川の恵みで繁盛してきた「戸村川魚店」さん。百貨店などの出店の時に、店名を鰻戸村にしようかという話もあったが、やはり川魚店という食文化を残したという想いで屋号には川魚店と変えずにいるのだそうだ。
帰宅後、電子レンジのトースター機能で皮側をちょっと強めに焼く。肉厚の白焼きで、上品な香りと適度な脂感の白焼きだ。やはり白焼きの方が鰻自身の旨味は際立つ。
実は今回も、千葉そごうの地下で鰻弁当を購入してビジネスホテルで食べたのだった。
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「戸村川魚店」
所在地:千葉県香取市下小堀126-7
営業時間:9:00~18:00
定休日:月曜日
電話:0478-83-0678
・お店のホームページ
https://www.unagi-tom.com/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/chiba/A1204/A120404/12038708/
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