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うなぎ屋さん探訪648~路地裏隠れ家超老舗うなぎ屋。東京都港区西新橋うなぎ「吉田屋」さん

うなぎは大好物である。

当ブログのファンの方から新橋に超老舗の鰻屋さんがあるからという情報をいただき行ってみることに。

東京都港区西新橋うなぎ「吉田屋」さん

新橋駅を降りて、スマホに住所を入力してナビをしてもらっても鰻屋さんは見えてこない。ナビが細い路地を一本間違えていたようだ。こんな車も入れない細い路地に「吉田屋」さんはあった。

東京都港区西新橋うなぎ「吉田屋」さん

外観は昭和の鰻屋さんなのだが、実は「吉田屋」さんの歴史沿革がスゴイ。明治時代中頃に亀戸天神前で「料理吉田屋」として開業。東京大空襲で亀戸のお店は焼失。しばらく休業の後、1950年(昭和25年)現在の西新橋にうなぎ料理吉田屋を再開する。という歴史がある。

東京都港区西新橋うなぎ「吉田屋」さん

カウンター席と小さなテーブル席2卓の超昭和レトロな雰囲気の店内は、私のようなおっさんには癒しでしかない。二階は座敷席があるようだ。メニューはシンプルでうな丼とうな重で、グレードで鰻の量が違う。特重を注文する。ウイスキーなどのボトルキープもあり。

東京都港区西新橋うなぎ「吉田屋」さん

2階席は会食に使用されるようで、肝吸いと上しんこが付いてチャージ料金がかかる。4代目と5代目が店を切り盛りする、炭火にはこだわりたいという。やっぱり火力が違うんだよと話す。

東京都港区西新橋うなぎ「吉田屋」さん

待つこと20分、うな重特重が登場。江戸の人はせっかちだから、うな重の出来上がりも早い。今日は鹿児島産の鰻を使用しているとのこと。

東京都港区西新橋うなぎ「吉田屋」さん

やや厚めの身の鰻の風味も良く、皮も薄く柔らかくトロトロとした食感を楽しめる。焼き加減は、浅すぎず焼きすぎず絶妙な焼き加減だ。

東京都港区西新橋うなぎ「吉田屋」さん

良質な脂のノリで、醤油引きたつ辛めよりのタレとの相性も良い。昔ながらの東京の蒲焼きでご飯と蒲焼とタレとのバランスが良い、丁寧なうな重に仕上がっている。漬物には奈良漬もつき、白菜、キュウリの糠漬けも美味い。いつまでも続けて欲しいと思う鰻屋さんだ。

 

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「吉田屋」
所在地:東京都港区西新橋1-12-5
営業時間:11:30~14:00、17:00~21:00
定休日:土・日・祝日
電話:03-3591-5537

・お店のホームページ

・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13021392/

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