うなぎは大好物である。
くそ暑い夏がやっと終わり、鰻が美味しくなる季節になってきた。都営地下鉄三田線の白山駅を降りて、旧中山道から脇道にちょっと入ったところに「うなぎ中嶋」さん
鰻好きのお知り合いからのおススメで2023年4月に開店した新店なので行ってみることにする。シンプルな店先。
入り口横にメニューが掲示されている、店に入る前にある程度書く出来るのは嬉しいところだ。
店内はカウンター席が中心だが、奥にテーブル席もあり。だらだら飲みたくなるようなカウンター席の雰囲気だ。
うな重のグレードで鰻の重量大きさが違うとのこと。人づてに若狭の天然鰻も入るようだ。愛知県産のうな重上を注文する。注文後に割き始める、割きたてがいただけるわけだ。池袋のかぶとや豹六亭で経験をした、若い店主だ。
どうにも飲みたくなる雰囲気のお店なのだ。つい昼から飲んでしまう。
福井の酒「黒龍」のアテには、新鮮な肝ポン酢。これがまた酒がすすむのである。
焼き台を見てみると、なにやら串に刺した鰻を丸めて焼き台に載せている。大丈夫か?店主によると、この子は丸めた方がいいと思ってとのことだ。実は店主も大の鰻好きなのだそうだ。地焼きの鰻の旨さに魅了されて自らが目指す鰻を追及する。皮はパリッと身はサクサクに仕上げるのを目指しているようだ。
うなぎ糠漬け。糠漬けした鰻の身を炙って提供してくれる。程良い漬け具合と身の脂のコクがよく合って、昼から日本酒が、すすんじまう。
うなぎの状態を見ながら焼き上げていく。お店の営業は一人で行っているため、すべての仕事を一人でしなければいけない。
店主と話しながら待つこと20分、うな重上登場。愛知県産の3pサイズの蒲焼は堂々としている。皮はパリッと仕上げてあり、身の表面もサクっとした食感に仕上がっている。店主が目指す地焼きに仕上がっている。
大きなサイズの鰻なのに、中までしっかり熱が入り、地焼きでもトロトロの身に仕上がっている。皮下の脂肪の甘さと、うなぎの旨みを程よく閉じ込めた、パワフルなうな重だ。このくらいの焼き加減は好きだ。
タレは甘め、大きな子の太めの地焼きには、甘めのタレが合う。肝は入らないが、丁寧な出汁の吸い物がつく。
自家製山椒味噌だという。普段は山椒は使わないのだが、試しに一切れつけてみた。
女性なんかはうな重を一人で食べるのは味に飽きがくると聴くが、この自家製山椒味噌でちょっとした味変のアクセントによい、そして山椒が効きすぎることは無い。漬物も美味い。
うなぎ好きが焼く、うなぎは美味い。気さくな店主だか
鰻と向き合う時は顔つきがかわる。まだまだ自分の理想とする地焼きを追及していきたいという。
【うなぎ愛好会ブログ】
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「うなぎ中嶋」
所在地:東京都文京区白山1-18-6
営業時間:11:00~15:00、17:00~21:00
定休日:不定休
電話:050-5600-6432
・お店のホームページ
https://www.instagram.com/nakajima105/
・食べログでのお店の詳細情報。
>>いつもご覧いただき、感謝申し上げます。
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