うなぎは大好物である。
冬は暖かい鍋物が食べたくなる。そうだ、鰻のしゃぶしゃぶで一杯やろう。考えていることはいつも、食事というよりはツマミのことだ。
まずは生の割いた鰻を手に入れたい。いつもお世話になっている、埼玉の川魚問屋さん「鯉平」さんにお願いした。いつも快く引き受けてくれるのでありがたい。
家に戻り、早速仕込み。しゃぶしゃぶにするスープをつくる。コブと鰻の骨で出汁をとる。鰻の骨も「鯉平」さんに手配してもらった。
沸騰してくるとアクが凄いので丁寧にアクをとる。アクを丁寧にとることでスープの雑味が消えてくるのだそうだ。
実は今回の鰻のしゃぶしゃぶのレシピは亀戸天神門前の「八べえ」さんが丁寧に教えてくれた。おかげさまで綺麗で濃厚なスープができた。家の中は鰻屋さんの臭いで一杯になる。
亀戸天神門前「八べえ」https://hachibee.jp/
鍋の具材を用意する。今回はシイタケ、白菜、ネギをカットしておく。
「鯉平」さんで手配してもらった生鰻。今回は宮崎産の4pサイズ。なかなか大きな鰻だ。
「株式会社鯉平」https://www.koihei.co.jp/
生鰻をそぎ切りにする。ステンレスのバットに入れてしまったが平皿かなにかに盛り付けたほうがよかったな。
これで鰻のしゃぶしゃぶの準備はできた。このところ鰻にはワインを合わせるのがマイブームだ。山梨の穂坂ワイン赤はすっきり切れのあるワインだ。
先に野菜類を鍋に投入。
そして、生鰻をいれてしゃぶしゃぶ。しゃぶしゃぶする時間によって鰻の食感が変わる。プリプリとした食感がこのみなら短めのしゃぶ。トロトロ好きなら長めのしゃぶと好みで調整できる。
これも「八べえ」さんに教えてもらったポン酢。八べえさんで使用しているポン酢はオリジナルだが、それに近いのが大阪八尾の旭ポン酢だとのことで、スーパーで購入。まろやかな酸味で美味しいポン酢だ。
一通りしゃぶしゃぶを楽しんだ後は、うなぎ雑炊で〆る。こちらも「八べえ」さんに教えてもらった塩だれのレシピ(日本酒、昆布、薄口醬油、塩)で前日から仕込んでおいた。このタレで雑炊の味を調整する。
濃厚な鰻の出汁と自家製塩だれ無化調の雑炊は美味い。そして身体も温まる。そして引き続き日本酒を出してきてはダラダラと飲むのだ。
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