うなぎは大好物である。
SNSなどで見かけることが多い、静岡市清水区にある「かん吉清水店」さんを探訪する。
場所的には静岡鉄道静岡清水線の御門台駅(みかどだい)から400mほど。今回は車で伺う。店舗横に車二台が置けるスペースがあるが少々狭いので、蕎麦屋の先の会社の横に専用駐車場がある。
シンプルな入り口。紫と赤の暖簾がモダンなデザインだ。「かん吉」さんは東名静岡インター近くで創業の後、現清水に移転し「かん吉清水店」と名乗る。静岡店もあるのだそうだ。昼時ほぼ満席の人気店だ。
店内は山小屋カフェのようなお洒落ない店内。インテリアなども和風の雰囲気のあるシックなものでそろえている。落ち着く空間だ。
メニューは写真入りで分かりやすく、ひつまぶし、うな丼、うな重がメインで、鰻の量でグレードが違う。オススメは一尾付けの特選ひつまぶしとのことで注文する。一品料理に肝わさなどがありこれで一杯やりたくなる。
待つこと23分、特選ひつまぶし登場。先たてを蒸さずに炭火で焼き上げる地焼きの蒲焼が楽しめる。お櫃の中にびっしりと詰められた蒲焼。
静岡の吉田産の鰻を皮はパリパリに、身はトロトロと柔らかく仕上げてある。この対比がクセになり美味い。
肉厚の蒸さない地焼のパワフルな鰻に合わせるタレは、中部寄りの甘めだが濃すぎずすっきりとした甘さだ。
とりあえず薬味とともに茶碗によそりいただく。
蒲焼きとワサビは合うと再認識。それぞれが調和して実にうまい。
ひつまぶしはちょっとずついろいろな楽しみ方ができるところが良いところだ。女性などはうな重は単調な味が続き飽きてくるというから、ひつまぶしなんかはウケるのだろう。最後は贅沢に出汁をかけて鰻茶漬けでいただく。
豆腐が滑らか舌触りもよく。肝吸いの肝新鮮で肝焼きも美味いだろうなと想像してしまう。どれも丁寧で繊細な味わいでまた行きたいお店の一つだ。
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「かん吉清水店」
所在地:静岡県静岡市清水区御門台3-10
営業時間:11:00~14:00(11:00~14:00、17:30~20:30)
定休日:不定休
電話:054-348-1712
・お店のホームページ
https://www.kankichi-shimizu.com/
・食べログでのお店の詳細情報。
>>いつもご覧いただき、感謝申し上げます。
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