うなぎは大好物である。
那須塩原うなぎ「旭亭」さんへは2022.02月に初訪問して以来の半年ぶりくらいとなる。あの時は周囲に雪が残っていたなあ。夏場は関東の高温多湿とは違い湿度も低く気持ちのいい気候だ。前回初訪問の記事はこちら。https://unatan.net/?p=5295
イベント当日、車で那須塩原に向かう。埼玉からは150キロ弱だ。お店に到着するとすでに準備が進められていた。
つかみ取りをするビニールプール。水は山の湧水を入れている。活鰻はたったいま到着してプールに入れたところのようだ。鰻たちも水に慣れてくると動きが活発になってきた。
「旭亭」さんで普段から使用している、那須塩原温泉の温泉水、これで鰻を蒸しあげていく。温泉を汲んで熱しているところだ。
鰻焼きに使用する炭を作る。うな重ひとつ食べるのにいろいろ準備が必要なのだ。
そして今日はイベントということで店頭で店主の鰻割きを見ていただくためのまな板が用意される。
イベント開始の時間になり、参加者も集まってきた。初めて見る生きた鰻の姿にびっくりしている参加者さんたち。
自分で食べる分の蒲焼の鰻は自分で取るわけですよ。生きた鰻は初めて見るようで、蛇みたいで気持ち悪いなどと言いながらも食べるためならと一生懸命につかんでいました。
こちらの皆さんも生きた鰻を見るのは初めて、はじめは逃げられてましたが、だんだんコツをつかむものですね。
つかみ取りした鰻を桶に入れて、店主に割いてもらいます。さずがに割くのは職人店主にお願いします。
これだけの人数が一度に割いて~と持っていくのですが、素早い仕事で次々と割かれていきます。割いたそばから女将さんが素早く串うちをしていきます。ご夫婦の息の合った仕事ぶり見入ってしまいます。
割いた後は白入れの作業があります。熱を入れると身がかなり縮むので反らないように表裏をバランスよく焼きます。この段階でいい香りがしてきちゃいますからビールでも飲みながらのんびりやってください。
「焼くのも自分でやるんですか?」なんてこと言ってましたが、鰻は焼かなきゃ食べられませんから当然です。高熱の炭火を前に恐る恐る生鰻を焼き上げていきます。焼き加減を見たり写真を撮ったり位となかなか忙しいです。
出来上がった白焼きを温泉水の蒸器にかけます。これも白焼きの度合いと身の感じの頃合いを見ながら蒸時間を考えます。
そしていよいよタレを塗っての本焼きです。一人づつ分のタレをコップに入れて刷毛で塗れるように「旭亭」さんで用意していただきました。感謝です。
タレを塗ると焦げやすくなるので注意が必要です。でも個人的に炭火の焦げ目ってあまり気にならないんです。身の表面がジュクジュクしてきたら出来上がりです。
こちらのグループも炭の具合を見ながら、焦がさないように慎重に焼いてました。自分が食べる蒲焼を自分で焼く楽しさを満喫していただきました。
やっと食べられます。鰻を掴んで、割いて、串打ちして、白焼きして、蒸して、タレ焼き、重箱にご飯をよそりタレをかけて、焼き上がった蒲焼をご飯に載せてやっと完成です。最低でも30分はかかることが納得していただいたと思います。
マイうな重が完成。うな重を自分で調理して作り上げる体験はここでしかできません。みなさん、マスク越しからもいい笑顔なのが分かります。早く食べたい!
写真では分かりませんがご飯の上に載せてもまだ身がジュクジュクしています。割きたて蒸したて焼きたてのうな重です。
焼き加減も自分のお好みです。個人的には焼き強めが好みなので、この蒲焼はベストな焼き加減に仕上がりました。
鰻好きの参加者の皆さん。普段できない体験をしたり経験をしたりするのは楽しいですね。百聞は一見にしかず。生きた鰻や鰻を割くところを見られたのはよかったです。ご参加いただきありがとうございます。
そして今回準備から片付けまで頑張っていただいた息子さん、ありがとうございます。
そしてなにより店主と女将さんにもいつもの仕事スタイルとは違うのに素敵な仕事ぶりを見せていただきありがとうございます。
そしてホテルニュー塩原さんの日帰り温泉入浴券が付くという超お得なイベント。イベント後は温泉で癒されて素敵な一日となりました。
【うなぎ愛好会ブログ】
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「旭亭」
所在地:栃木県那須塩原市塩原711-8
定休日:不定休
・お店のホームページ
・食べログでのお店の詳細情報。
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