うなぎは大好物である。
北陸から関東への帰路はのんびりと帰ることにする。
富山県黒部市あたりの海は静かだ。海の色も太平洋側とは違い青い色をしている。生地駅のあたりだ。昔は北陸本線と言っていたものだが現在では旧北陸本線の富山県側を「あいの風とやま鉄道」というらしい。時代は変わるものだ。
実は今回の北陸出張にあたりネットで少々下調べをしたのだが、鰻が食べられる宿を発見したので昼時の食事処にとチェックしていた。元々鰻屋さんなのだがその後民宿業も初めて今のスタイルになっているのだそうだ。夕食には鰻が出るプランも選べるようだ。「民宿うな新」では昼食利用も可能だが完全予約制だ。予約時間より早めに到着したのだが歓迎していただいた。
玄関で靴を脱ぎ、廊下を奥へと進んでいく。なんだか懐かしさがある廊下だ。
そして客間に通される。なんだか遠い親戚のお宅にお邪魔している気分になる。
居間の一室に一人。お茶はセルフでいただきます。お茶くらい自分で入れられるのでこれでいいです。それにしても静かな空間だ。
予約時にすでにうな重(松)でお願いをしてある。うな重は(松)(竹)(梅)のグレードがあるが鰻の量が違う。予約をしていた予定の時間とおりにうな重(松)登場する。うな重定食ですか?というくらいにトレーの上に煮物、肝煮、柿、漬物、なめこの吸い物といった小鉢がたくさん載っている。しかもうな重の蓋もまともにしまっていない。
蒲焼の色味から富山ブラックというキーワードを思い出した。ひつまぶしのように、お重に刻まれた蒲焼きが敷き詰められている。皮パリというかカリっとした食感とふっくら柔らかな身。鰻の仕入れは時期によって美味しいものを仕入れるようにしていて特に産地は決めていないとんこと、本日の鰻は静岡産の鰻を使用しているとのことだ。富山ブラック的色味のタレは見た目のイメージとは違い、たまり醤油な風味と濃すぎないわりと控えめなタレだ。やや柔らかめに炊かれたご飯にも
控えめなタレがしっかり染み込んでいる。ご飯の盛りは多めだ。蒲焼は蒸さずに30分じっくり焼くことで仕上げていくとのこと。地焼きの調理方法にもいろいろあるものだ。
なめこの吸い物、なめこの味がしっかりして美味い。
この煮物が美味い。すごくホッとする身体が喜ぶような素材の味を活かした自然なお味。付け合わせがたくさんで腹一杯になるうな重でございます。身体に優しい自然派うな重。民宿宿として利用して夕食は鰻と自然な地の物をいただきながら一杯やるのもやってみたいと思った。
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【うなぎ愛好会ブログ】より
https://unatan.net/
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「民宿うな新」
所在地:富山県黒部市前沢2657
営業時間:【完全予約制】
定休日:
電話:0765-52-1635
・お店のホームページ
https://www.minsyukuunashin.com/
・食べログでのお店の詳細情報。
>>いつもご覧いただき、感謝申し上げます。
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