無限に広がる鰻創作料理の可能性～埼玉吉川「鰻樹」 -manju-さん

UNATAN

4年前

うなぎは大好物である。

鰻友さんにお誘いいただき、鰻友さんが初訪問という埼玉県吉川駅前「鰻樹」さんへ。

鰻友さんとも久しぶりにお会いする。生ビールで再開に乾杯。「鰻樹」さんについての過去記事はこちらをご参照ください。

埼玉県松伏の「川昌本店」さんで修業された店主ならでは「うなさし」もレギュラーメニュー入りしている。

そしてここでしかいただけないであろう皮串焼き。うなさしを仕込む際に出る鰻の皮を串に巻いて焼きあげたものである。人気の串なので、本日は取っておいてもらった。口の中で肉汁ならぬ鰻の皮下の良質な脂が広がる。

肝焼きとひれ焼き。鰻の串焼きというのはどの部位をいただいても旨いものだ。

鰻本来の味が楽しめる白焼き。お好みでワサビ醤油、塩なんかでいただくといいかもしれない。もちろんそのまま頂いてもとても味わい深い。ふたりでシェアする。

うなぎ西京焼き。自家製の西京味噌に漬け込み香ばしく焼きあげて仕上げある。日本酒が欲しくなる。これも二人でシェア。ふたりでいただくと少しずつシェアできるので、いろいろじゃ種類の鰻の創作料理を楽しめる。

〆はうな重をいただきたい。蒸した関東風の蒲焼と蒸さない関西風の蒲焼が同時に楽しめる重だ。うなぎ愛好会に古くからいらっしゃる方はご存じだろうが通称あぐり重なんて言ったりする。（笑）

鰻樹さんは2015年8月に開店した。今年2020年の8月で5周年を迎える。開店年にはうなぎ愛好会の集いなどもやらせていただき大変お世話になっている。

鰻は素材自体が奥の深い素材だ。蒲焼だけでなくまだまだあたらしい美味しいいただき方があるのかもしれない。創作料理の世界はセンスが大事、今後の鰻樹さんにも期待したい。

探訪日：2020.06

「うなぎ創作鰻樹」
所在地：埼玉県吉川市木売2-9-7 2F
営業時間：11:30～14:00、17:00～20:00
定休日：木曜日
電話：048-940-5458

・お店のホームページ
https://unagisousaku-manju.jp/

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