うなぎは大好物である。
2017年6月13日に松戸八柱に新規オープンする「うなぎ割烹にし村」店主西村さんは、「つきじ宮川本廛」で長年修業し一年以上の準備を経て今回独立し店舗開業となった。
最寄駅は新京成みのり台駅だが新八柱駅から歩いても8分ほどの場所。店舗の数軒隣には駐車場もある。この日は開店前のレセプションにお伺いいたしました。
既に店頭には開店を祝う花が届けられている。ダークな壁にオレンジ色の暖簾が目を引く。
お店を入るとテーブル席があり店の奥には履物を脱いであがるタイプの席がある。
座るタイプもあり、好みに合わせて使い分けられる。店内はまだまだ細かいところに手が加えられるのだそうだ。
水菜のおひたし。カツオの風味がたっぷり、さっぱりとシャキッとした一品。
黒系と赤系の二色が「にし村」カラー。店内もこのカラーで統一されている。タレ瓶と山椒入れが素敵な雰囲気を演出。
幻の鰻と言われる大井川共水うなぎ。白焼きでいただきます。このままいただいても、香り豊かでふんわり柔らかな食感と独特な甘みを楽しめる。おろしたての山葵と醤油でいただいてもよし。
そして大井川共水うなぎのうな重。見た目の美しさ、そして香りのよさ食べる前から楽しませてくれる。奈良漬けがつくのは嬉しい、そして、香り高く美味すぎる吸い物、細部にまでこだわりを感じる。
幻の鰻 大井川共水うなぎの良さが最大限に引き出されている。つきじ宮川本廛のタレをベースに「にし村」のオリジナリティを感じる、やや味醂の効いたタレに仕上がっている。ご飯の炊き加減もちょうどよくバランスの良い優しい気持ちになるうな重だ。
「にし村」のお向かいの酒屋「酒のわたなべ」さんが実際に蒲焼を食べてセレクトしたという地酒のラインナップも面白い。宮城の日高見、さっぱりとスーッとした飲み口。石川の菊姫、甘すぎず豊潤な日本酒感がある。
こちらは宮城の日高見。スーッと入っていくのでついつい飲みすぎてしまいそうだ。石川の菊姫とは対照的だがどちらも鰻料理に合う。酒屋さんのチョイスには間違いがない。
特別に、だしまき玉子を作ってもらった。ふわふわの玉子に上品なお出汁風味がからむ、これで日本酒1合はいけてしまう。
鰻の一品料理も試作が進んでいるとのことだが開店直後はメニューを限定しての提供となるという。これも本物の鰻料理を提供したいという思いが伝わる。生まれたての若いお店、応援したいお店がまたひとつできた。
探訪日:2017.06
「うなぎ割烹 にし村」
所在地:千葉県松戸市稔台1-1-21
営業時間:11:30~15:00、17:00~21:30
定休日:月曜日
電話:047-703-7507
・お店のホームページ
https://unagi-nishimura.jp/
・食べログでのお店の詳細情報。
>>いつもご覧いただき、感謝申し上げます。
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