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「一色おさかな広場」で購入した生鰻を自宅で焼いてみた。

今回の名古屋出張にでかける時、息子に巨大なクーラーボックスを持たされた。お土産はお魚でいいよ、特にうなぎでいいよ、という。名古屋からの帰路の途中「一色さかな広場」に寄る。

外観も店内もちょっとリニューアルされたようだ。名産のあさりから鮮魚、野菜、果物までが売られている。見るだけでも楽しいところなのだ。

関東地方では滅多にお目にかからない、頭付の生鰻。三河淡水さんのうなぎだ。サイズは4Pサイズ、生の状態だとかなり大きい。氷もたっぷりと入れてくれる。

さて、お待ちかねの皆さんに焼いてやろうじゃないの。とはいえ、このサイズになると自宅の火力に乏しい魚焼きグリルでは一人分づつ作るしかない。どうやって調理しようか算段しているところへ息子、半分を蒲焼をうな重で、もう半分は白焼きで別皿にのせて欲しいとか言う、は?わたし鰻屋さんじゃないんですけど。

白焼きと蒲焼を同時に仕上げるって素人にとってはかなりの高等技術だ、しかも生鰻から焼くわけだし。まあ、やってみるか。

とにかく強い火力が欲しいところだ。が、タレ焼をすれば焦げる、いやいや難しい。うなぎ、焼は一生というくらいの技術ですからね。

素人ながら地焼の蒲焼うな重、なんとか完成。プリッとした食感の蒲焼だ、焼が甘いのねえ。ばくばく食べてる息子を見れば、まあいいかと。

白焼き、自らの脂で自らを焼く。なんとなく頭では分かっているものの焼ムラがあるものの
身の中はわりとふっくらに、皮はパリッと仕上がる。

肝焼きはハードルが高そうなので肝煮。アドリブで作ったタレで少々煮込んで、結果オーライとしよう。

他3名様は白焼きのご注文。忙しいなあ。一尾分の中でも身の厚みが違うので均等に焼くのが難しい。これは、もうちょっと焼いてもよかったかも。それでも、皮はパリッと身はややプリッとふっくらした食感。

鰻専門店の技術の素晴らしさを実感するのであった。

 

2017.03

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