うなぎは大好物である。
2016年2月24日水曜日「うなぎ料理専門店川昌本店」さんにて鰻福会×うなぎ愛好会(第三回うなぎ愛好会の集い)が開催された。
今回は「鰻福会」さんの定期会合にお邪魔してのコラボレーション企画としての開催となった。
「鰻福会」とは、服部会長(名古屋市瑞穂区「うな豊」)を発起人としてSNSを通して繋がった鰻屋さん職人さんの全国組織だ。熊本、大分、島根、長野、山梨、神奈川、埼玉、東京、と全国から20軒以上の鰻屋さん職人さんが集結。
いままでこんな会合があっただろうか?鰻料理の職人さんと、鰻好きのお客との会食。職人さんたちの同志で、鰻の現状、包丁の話、タレの話、個体差のある鰻をどう工夫していくかなどなど深い話が熱く語られる。職人さんたちの熱い語らいに圧倒されるうなぎ愛好会メンバーだが、どのように、あの「うな重」が提供されるのかちょっとだけ知ることが出来たことと思う。
「鰻福会」服部会長の挨拶でスタートした鰻福会×うなぎ愛好会。とてもパワフルな方である、こちらも元気をいただけるような熱い語りである。
そして「うなぎ料理専門店川昌本店」自慢の「鰻尽くしフルコース」をいただきながらの会食。思いもよらない、想像もできないような鰻創作料理を次々と生み出していく。「鰻福会×うなぎ愛好会うなぎ尽くし特別コース」
小鉢~うなぎムース寄せ。鰻の旨味と生雲丹と割醤油餡。洋風でも和風でもない新しい食感。
濃厚な味わいだけではない複雑な味わい。
前菜~雲丹醤油のソルベとうなぎ昆布〆、うなぎ塩麹蒸し。うなぎの南蛮漬け、うなぎ一夜干し、うなぎタルタル寄せ、うなぎ生ハム、菜の花と蒲焼黄身芥子
うなぎラーメン、これには、驚いた。チャーシューの代わりに鰻の甘露煮、濃厚なのだがくどくないスープに細麺がからむ、甘露煮えより複雑な味となる。器にもこだわるという飯塚料理長。小鉢ほどの大きさ、そして橙色を合わせてくる。視覚的にもインパクトがある。
川昌名物「うなさし」特別な調理法で生み出された、旨味の凝縮された一品。川昌本店の登録商標「うなさし」
煮物~うなぎ吉野みぞれ煮。コッテリ感とやさしいさっぱり感が同居している。これは表現が難しい、いちどお試しいただきたい。
八寸~うなぎとフォアグラ味噌漬け。う巻き玉子、うなぎ香草パン粉焼き、うなぎ柚庵焼き、うなぎと野菜のかき揚げ、うなぎ角煮、うなぎスモークと馬鈴薯
うなぎとフォアグラ味噌漬けは絶品、ワインが欲しくなる。盛り付けの美しさも見事だが一品一品まったく違った食味、食感なのだ。ちょっとづつ美味なものを少しずつがいい。川昌本店さんに女性の客様が多いのもうなづける。
お食事~うな重、肝吸い。柔らかすぎない蒲焼、タレ、ご飯のバランスよし。ガツンとくるうな重だが、これは別腹。
酢の物~うなぎ酢〆琥珀寄せ。寒天ゼラチンの中にうなぎ酢〆が入っている。黄色いのは黄身酢
甘味~ホワイトチョコと柚子のアイス、苺りんかけ。こちらも複雑な味わいのアイスだ。甘味の創作でもこだわりがあり、つくりたてのアイスクリームにこだわるという。
「うなぎ料理専門店 川昌本店」飯塚料理長の挨拶。
今回、このような機会をつくっていただいた
「鰻福会」服部会長(名古屋市瑞穂区「うな豊」)、「鰻福会」古賀副会長(さいたま市桜区「うなぎ処古賀」)そして、コーディネートしていただいた「日本養殖新聞」高嶋取締役に感謝申し上げます。また、ご一緒させていただけることを願っております。
ありがとうございます。
探訪日:2016.02
「うなぎ料理専門店川昌本店」
所在地:埼玉県北葛飾郡松伏町金杉1511-2
営業時間:11:30~14:00、17:00~21:00
定休日:火曜日
電話:048-992-0123
・お店のホームページ
http://kawashou.sakura.ne.jp/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/saitama/A1102/A110205/11003846/
>>いつもご覧いただき、感謝申し上げます。
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