古河でうなぎ?初めて知ったのは、浦和のうなぎまつりでブース出展をしていたときだ。どうにも気になり、古河商工会議所でお話を伺ってきた。
古河市は利根川、渡良瀬川と水に恵まれた街だ。古くは城下町、水運を活用した商都として栄えてきた。川魚を食べる文化もあり、保存用として甘露煮にしたのだそうだ。これが古河の伝統的な川魚料理として今に残る。
街中には甘露煮の専門店がいくつかあり鮒の甘露煮は古河の特産となっている。その川魚料理の伝統を広めたいという思いで「浦和のうなぎを育てる会」の相談をしながら浦和うなぎ祭りでアピールしているという。そして、鰻の新しい商品開発に取り組んでいる。
「道の駅まくらがの里こが」での甘露煮の販売コーナー。もちろん鰻屋さんもあるのだが
鰻専門店としては数件だが割烹料亭やレストランとして営業している。
これは道の駅で販売されている、うなぎ天ぷら「川松」さんのうなちまき。
肉厚な蒲焼の姿もあり、タレごはんとよく合う。これを作っている「川松」さんは、今日は定休日ということで、お店を訪問することはできずに残念。
おなじく「川松」さんの「うなぎ屋が作ったあさりめし」ネーミングがよい、つい買ってしまったが、これがまた、旨い。
これも「川松」さんの鰻のタレで作った焼豚。すごく気になってしまう。こんな魅力的な商品をつくる「川松」さんへは、いつか訪問してみたいと思う。
2015.05