うなぎは大好物である。
本日は小江戸川越でちょうど昼飯時。川越は埼玉県屈指の観光地であり鰻屋さんの多い地域でもある。車なので川越中心部は避けようと思ったが、「小川藤」さん前のコインパーキングを発見。本日の昼食は、1923年(大正12年)創業の川越の老舗「小川藤」さんにする。
店名の読み方は(おがとう)なんだそうだ。漢字が苦手な私は(おがふじ)なんて読んでしまう。
小江戸川越にふさわしい店構え。この気取らないところがいいねえ。店内は、テーブル4卓、小上がり1卓、壁は煤でテカリがいい味を出している。平日にもかかわらず満席だ、お客さんの年齢層は高い。場所柄、川越観光のお客さんもいらっしゃるようだ。
メニューは壁に貼ってある。うな丼・蒲焼御飯・蒲焼とあるが、うな重のみだそうだ。
1000、1300、1700、2000円グレードでうなぎの量が違うそうだ。2000円のうな重を注文する。
待つこと25分、うな重登場。皮は弾力があり、身はやや厚めで柔らか、脂がのりボリュームあり。トロトロではない身だが柔らか、ワシワシ食べるタイプかな。関東老舗の超フワトロというタイプではない。
タレは甘めでテリがある。ご飯の炊き加減も堅めでちょうど良い。しかも2000円のうな重は二段重だった。二段重とはうなぎ好きにとっては夢であり浪漫なのだ。
2000円でこのボリュームが食べられるのは満足。マニアックなお店は、個人の好みが分かれるところでございます。
探訪日:2009.04
「小川藤」(おがとう)
所在地:埼玉県川越市松江町2-3-1
営業時間:11:30~15:00、17:00~23:00(日・祝は22:00まで)
定休日:火曜日
電話:050-5593-2937
・お店のホームページ
https://www.ogatou.jp/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/saitama/A1103/A110303/11000248/