うなぎは大好物である。
名古屋の街を散策しながら錦へ。錦3丁目界隈、錦三(きんさん)名古屋の歓楽街だ。この一角に、創業1909年(明治42)の「いば昇」さんがある。ひつまぶしの発祥の店のひとつと言われている。
13;00頃、お店に到着、木造二階建ての老舗らしい外観。どうやら満席らしい、5分ほど待ったが、割烹着姿の仲居さんに奥の座敷席に案内してもらう。ちょっとした中庭の見える、お座敷部屋。純和風の店内で雰囲気も良い。
メニューはシンプル、丼2050円より。上丼3000円、櫃まぶし2800円、長膳2700円など。
鰻の量でお値段が変わる。お吸い物は別料金。それでも老舗=高額というイメージではない。丼2050円と肝吸いを注文する。
ちなみに、「ひつまぶし」はあつた蓬莱軒の登録商標。こちらでは「櫃まぶし」と表記している。
急須と湯のみが出される。セルフだがお茶をくれと店員さんを呼ばなくてもよいので、自分的にはこちらのほうがいい。
待つこと5分、丼登場。
丼の蓋をあけると蒲焼が4切れ。皮は柔らかい、身の表面はややサクッとした食感。やや肉厚の身は、ホクッと柔らかく、炭の香ばしさを感じる。タレは甘辛甘めやや濃いめ。
ご飯の炊き加減は柔らかめ。米の研ぎ方なのか質なのか、米の粒が割れているのがちょっと残念。並みの丼ということもあるが、蒲焼に対してご飯の量は多めだ。吸物にいは菜の花が入る、お出汁はちょっと濃いめ。
探訪日:2015.03
「いば昇」
所在地:愛知県名古屋市中区錦3-13-22
営業時間:11:00~14:30、16:00~20:00
定休日:日曜日、第2・3月曜日
電話:052-951-1166
・お店のホームページ
http://ibashou.jp/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23000727/