うなぎは大好物である。
四ツ木の人気店が駅近くに移転して再オープンした。京成電車に乗って四ツ木駅まで行く。四ツ木駅のほぼ駅前、歩いて30秒ほどのところにある。店内はテーブル席5卓15席ほどと奥にテーブル席の個室がある。リニューアルオープンしたばかりとあって、店内は新品そのもピカピカだ。
メニューには特注活鰻とある。ブランド養殖鰻の坂東太郎が売りのようだ。うな重は坂東太郎か国産かで選ぶことになる。国産うな重上は4315円、坂東太郎上は4830円。坂東太郎のみ特上の設定があり5880円。平日の昼限定でうな重並3360円がある。
上でこの値段差だとどちらにしようか迷うところ。店員さんに坂東太郎と国産どちらがよいか聞いてみた。大きさはどちらも同じで肝吸いはつかず別料金。国産は九州産の鰻で脂がのってボリュームがある感じで、坂東太郎は天然鰻に近いとされる柔らかくて、あっさりした感じでお客様のお好みでとのこと。なるほど分かりやすい説明をしていただいた。
自分的にはボリューム感をこのむところ、国産うな重上は4315円をお願いする。肝吸いは注文しなかった。他には白焼きや鰻のコース料理があり
スケジュールの整理をしながらおとなしく待つ。約20分後、裂きたての骨せんべいと、肝とのこと。パリッとサクッとした骨せんべい、味付けも程よい。湯通しした肝は、わさび醤油でいただく。肝の食感が嬉しい、こういうのいいなあ。酒が飲みたくなってしまうがここでは飲まない。さっき、家に今日は家で飲むとメールをしたばかりだ。
待つこと45分、うな重登場。皮は薄く柔らかい。紀州備長炭を使用しているとのことで炭の香りもある。身は厚めフワッとトロッととろける身だ。表面はややサクッとした仕上げ。店員さんの言った通り、脂のノリの良く、ボリュームがある。しかしくどすぎない。
タレは甘辛やや甘目のコクのあるタレ。ご飯はハラッとする感じで炊き加減は固め。うなぎ自体のボリューム感があり、ご飯の量はやや少な目だがちょうど良い。満足の感のあるうな重だが、お値段もよい。
ご予算が許せば坂東太郎と食べ比べをしてみたところだ。場所的には少々不便かもしれないが、食事中に予約のお客さんが何組か入ってきた。なかなかの人気店のよう、活き裂きの貴重なお店である。
探訪日:2013.11
「うなぎ魚政」
所在地:東京都葛飾区東四ツ木4-14-4
営業時間:11:30~14:00、17:00~23:00
定休日:火曜日
電話:050-5590-5874
・お店のホームページ
https://unagi-uomasa.jp/
・食べログでのお店の詳細情報。
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131202/13106825