サイトアイコン うなぎ愛好会~鰻食文化を後世に残したい情報館

鰻のタレに欠かせない味醂~味醂蔵探訪、日本最古の味醂「九重味淋」

うなぎは大好物である。

日本最古の味醂「九重味淋」

鰻のタレには欠かせないのが味醂、鰻のタレは基本的に醤油と味醂の同割で作ります。お店にや地域によって使用する醤油、味醂が違い、醤油と味醂の割合も変わってきます。

日本最古の味醂「九重味淋」

今回は日本最古の味醂と言われている、九重味淋(ここのえみりん)を探訪してきました。九重味淋は、愛知県碧南市に本社がある日本最古の味淋専業メーカーです。創業は江戸時代の1772年(安永元年)。250年以上にわたり「本みりん」の伝統製法を守り続けています。当時、みりんは「飲むお酒」としても楽しまれていて、江戸の庶民文化とともに広がりました。九重味淋はその歴史を受け継いでいます。※予約制ですが九重味淋株式会社のみりん蔵の見学をすることができます。

日本最古の味醂「九重味淋」

九重味淋株式会社の入り口。味醂製造の原料は国産のもち米・米こうじ・米焼酎を使用し、余分な添加物に頼らない製法を受け継いでいます。伝統の木桶やタンクでじっくり熟成させることで、深い旨みと自然な甘みを引き出すのだそうです。煮物や照り焼きに欠かせない「照り」「コク」「香り」を加えるのはもちろん、和食のみならず洋食やスイーツにも使用されています。

日本最古の味醂「九重味淋」

同敷地内に老舗の本みりん蔵元である石川八郎治商店(いしかわはちろうじしょうてん)があります。創業は江戸時代後期の1786年(天明6年)三河みりんの直売所として営業しています。

日本最古の味醂「九重味淋」

石川八郎治商店では三河みりんを使用したスイーツが楽しめるカフェも営業しています。

日本最古の味醂「九重味淋」

左が九重味醂の「純三河本みりん」、右が同じく碧南市の小笠原味淋醸造の本みりん「みねたから」色だけ見ても違いがよく分かります。そして味は甘いお酒という感じです。是非本みりんをお試しください。下記リンクから通信販売でも入手が可能です。

九重味淋 本みりん 九重櫻 300ml × 3本 【料理用 みりん 味醂 九重味醂 九重桜 無添加】
価格:2,617円(税込、送料別) (2025/9/15時点)

楽天で購入

 

 

【うなぎ愛好会ブログ】
https://unatan.net/

探訪日:2025.06

「九重味淋株式会社」
所在地:愛知県碧南市浜寺町2丁目11
営業時間:10:00~11:00
定休日:土、日、月、火
電話:0566-41-0708

・お店のホームページ
https://kokonoe.co.jp/

「石川八郎治商店」
所在地:愛知県碧南市浜寺町2丁目11
営業時間:9:30~17:30
定休日:月、火
電話:0566-45-7998

・お店のホームページ
https://kokonoe.co.jp/directstore

 

>>いつもご覧いただき、感謝申し上げます。
ブログランキングに参加致しました!
ポチッとしていただけますと嬉しく思います。
他のうなぎ系のブログもご覧になれます。

モバイルバージョンを終了