このところ鰻を食べに行けていない。というか、夏場の鰻屋さんは混雑するのであまり近寄らないようにしている。個人的に夏場の鰻より秋冬の鰻の方が好みだ。
スーパーに行くと蒲焼売り場を必ず見てしまうのだが、去年あたりから鰻の蒲焼が姿を消している代わりに?アナゴの蒲焼やらさんまの蒲焼やらが置いてある。
鰻の蒲焼もないことはないのだがお値段高騰中。今日、なんとなく売り場をのぞいていると蒲焼580円。しかも、なかなか大振り。迷わず買い物かごにいれる。しかしなんだか違和感を感じて、よく見ると「とうふの蒲焼」とある。
家に持ち帰り冷蔵庫に入れる。お子様たちに見られる。
「鰻だ!やったー」
「・・・・」
冷蔵庫をみた奥様
「スーパーで鰻なんて珍しいね。」
「・・・・」
どうでみても鰻の蒲焼。黒くなっているのは鰻の皮なのだが、コレが海苔で作ってある、なかなか手が込んでいる。身の感じもよくできている。
夜の食卓に出したのだが一同
「・・・・」
お味も悪くない。
蒲焼のリアルな質感にアッパレ。こういうことを水産会社がやっている。大丈夫なのか?鰻業界。
記:2012.08